2017年10月10日

現地観戦記 エピローグ

帰国してから10日以上が過ぎました。本当に夢のような体験でした!なんとか全員、無事にツアーを終えることができたのがまず何よりでした。

そもそも最初、我々のオフ会会場にたまたまTyが来て、奇跡の出会いがあってからわずか半年弱の間に突っ走ったこの企画。ちぃさん、かりんさんの絶大なる協力、参加者皆様のご理解に感謝します。
また、そもそもの「結びの神」であり、途中サポートしてくれたTristage社のSuzukiさんAyanoさんにも改めてお礼を言いたいと思います。Suzukiファミリーは本当にアメリカの家族のように仲が良く微笑ましかったです。またAyanoさんとはメール・電話でお話ししたことはあったのですが、アメリカで初めてお会いしました。予想通りとてもチャーミングな女性で嬉しかったです。日本の観戦会にもぜひいらっしゃってほしいです。

でも

やはり最大限の感謝は.Ty,Brandon,Jayとその家族、そしてその友人の皆様、たくさんのグリーンベイの人々に向けたいと思っています。
特にホームステイをしたメンバーや、幹事としてTyと丁々発止を演じてくれたちぃさんはその想いが強いと思います。

もちろんホテル組の皆さんも、あの試合だし、ゲームデーだけでもあの愉快な仲間に囲まれたわけですが、やはりフルコース(それもオードブルもデザートもないメインディッシュ続きのフルコース)で世話になった私たちは、さらにさらにその想いが強いです。

今回、出発前から地元マスコミに取り上げられたりということがあり、不参加となった人から「無理をしてでも行けば良かった」の声が上がったのは知っていました。アメリカに行ってからもツアーメンバーが発信するFacebookやラインの写真などに「羨ましい」の数は増えるばかりでした。
その流れもあり球団創設100周年となる2年後に「現地観戦会2019」企画も持ち上がり、私が半ば冗談で「もう幹事はやらねー」と言ってると、東京幹事仲間のfatdragon08さんが、「じゃ、私が!」と名乗りをあげてくれています。
2年後のツアーがどうなるのかは私にはわかりません。また私が口出しすることでもないでしょう。でも、今回のツアーに関して感じた「現地観戦」と「地元の人たちの心の交流」の2本柱が続くといいなということは願ってやみません。
マスコミに取り上げられる云々は結果論だしどうでもいいこと。今回のクロスビーのように選手やOBに会えたりすることも毎回叶うことではないと思います。もっと言うと試合の内容などくじ引きみたいなもので、今回のような劇的勝利は望んで手に入るものではありません。
今回のツアーの素晴らしさは初めから期待していた「ランボーフィールドで生観戦と予想以上に私たちを感動させてくれた「Packer Nationとの絆」に尽きます!



ここまで読んで下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

最後に私のそんな想いが詰まった写真を置いて旅行記全編の締めとしたいと思います。

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posted by チェッポ at 08:41| 東京 ☁| Comment(0) | 2017 現地観戦会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月08日

現地観戦記 第6章 Day4〜スタジアムツアーなど

 最後の朝は早起きをしなければなりません。6時には起き出し荷物も片付けて、いつでも出れる準備をします。

 BrandonAshleyは夜遅くに帰ってきた気配を夢の中で感じた気がしますが、階下に人の気配はありません。多分、思い切り騒いでヘトヘトになって寝ておられるのかな?と。

 にしても、流石にお腹が空きました。夕食食べ損ないましたからね。と言って勝手に物色するわけにいかず…と思ってたらBrandonが起きて来てくれました。

 「昨日置いてきぼり食らわせやがって!」なんてことはもちろん言いませんし、思ってもいません。彼らは楽しかったんです。彼ら自身がはしゃいでいたこともそうでしょうが、すごい情熱を持って私たちを迎えてくれたこの企画のクライマックスでパッカーズが大逆転勝ちをし、ありえないくらいのハッピーエンドを迎えたことで舞い上がっていたんですね。

 彼の車があるから戻ってくるだろ、なんていうのは私たちの単なる思い込みだったし、全く怒る気になんかなりません。すっかり慣れちゃった(笑) これもアメリカなんですよね。日本で些細なことにいちいちムカついている自分が何だか、馬鹿みたいに思えて来ます。

 ベーグルを食べ美味しいコーヒーを飲みながら、昨日来てくれたギルバートブラウンの「ショベルパフォーマンス」(相手をタックルやサックした後にショベルで地面を掘るポーズ)について話がおよび、「あれは墓を掘ってるんだよね」って教えてくれました。私は「それってWWEのアンダーテーカーと同じ?」とか言うと「そうそう!」なんて喜んでましたね。雑学も役にたつもんです!

 一つ交渉をしなければなりません。一昨日もらったマシューズの巨大パネル。「持って帰れ」と言われましたが、そんなわけにも行きません。何とかBrandonに頼んで送ってもらわないと...経費はこちらで持つ(予算外ではありますが)ので。

 それを頼みに行くと、「OK!」と一発回答。「送料がわかったら教えてほしい。PayPalか何かで送金するから。」というと、「送料は知らせるよ。次に来るときに持って来てくれ」

 このセリフ、jomさんと聞いていたのですが、彼はその後も「あのセリフ、カッコいい!」を連発してました。私は少し違っていて「泣かそうとするなよ....」って感覚です。もう別れの時間が近づいてるのに....


 8時が来て、もう少しで迎えに行くよと「Team J」からの連絡があります。本日は9時からランボーフィールドでのスタジアムツアー+殿堂見学です。昨日のように遅れるわけにはいきません。

 marioさんは最後までJamesonと遊んでいましたが、Jameson、きっと寂しがるだろうな...

 車が到着して荷物を運びこみます。家族みんなで見送りに来てくれたBrandonの一家と「Team B」で記念写真を撮りました。宝物ですね。


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 さて、三たびランボーに到着です。さすが日本人! 時間までにバッチリ集合。15人のメンバーが2組に分かれ、スタジアムツアーとHall of Fame見学をこなします。私は先にスタジアムツアーの組でした。
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集合場所はこちらでした。

 案内のおじさんがツアー前に「お、君たち日本から来たんだよね。昨日ニュースで見たよ」なんて言ってくれます。あ、昨日のインタビュー、ちゃんと使われてたんだ...どんな風になったのか気になる...見たかったなぁ。(私自身は究極の目立ちたがりなので、テレビに出たりとか大好きなのです!)
 ツアー、面白かったです。惜しむらくは土曜にスペシャルツアーがあった分、グラウンドに降りた時の感激が少し半減したくらいかな? いやこれは贅沢なクレームですね。申し訳ない。
 VIPの観戦席や、ランボーのほぼいちばん最上層に立ってツアーメンバー全員で「Go! Pack! GO!」と叫ぶと...あ、今後これを経験する人のためにネタ晴らしをしちゃいけませんね。あとは写真に語ってもらいましょう。

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ランボーフィールド最高地点からの眺め。驚くべきは周囲が見渡す限り森に見えたこと。

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近くで見るとデカい!

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こんなVIP席で見たい? いやいや臨場感あふれる機能の席の方が!

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ロッカールームにはさすがに入れない。写真パネルで説明

 午前中後半はHall Of Fame見学です。前の組は「1.5時間もたなかった」と言ってましたが、結構私はじっくり見ましたね。メンバーだけで固まることなく一人で....ここまでずっとたくさんの人に囲まれながら日々を過ごしていたので、ちょっと一人になってみたかった気分もあるんです。じっくりじっくり見たのに、なぜかロンバルディートロフィー4本の展示室が見つからず戻る羽目に…ということもあって、決まりだった12:00集合の1分前に行くと、何と皆さんもう集合済!さすが日本人のパンクチュアリティー!

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Packers Hall of Fameの入口

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レジー・ホワイトの実物大の像。正直思ったほどの巨体ではないんですね。

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Hall of Fame 歴史を感じます!


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この写真好き! 涙が出そう(何回泣いてんだ!)


 さて12:00からはランボ^フィールド内のレストラン「1919」で食事です。注文して待ってると見知らぬ女性から声をかけられました。「あなた昨日テレビに出てた人でしょ?」っていきなりハグされて、「一緒に写真撮って!」なんて。

 なんだか「なぁ、みんな。俺ってビッグ?」って勘違いしそうでした。(アラジン、どこ行ったんや...)

 後日、家に帰ったら、息子から「ネットに出てた。どんだけ遊んでんだよ!」と笑われ見せてくれたのがこれでした。



これサイトには、トップのダイジェスト動画と下の方に完全版があるんですが、ちぃさんの流暢な英語での「熱いパッカーズ愛を語る」部分と、私の「Party, party, much drunken!」の対象が凄すぎます。私だって10分はインタビューされ真面目なこと言ってたんですよ!でもそういった部分はしっかりちぃさんに持って行かれて、たったあれだけ切り取られ...
 あぁテレビってこうやって作られんだ...と感心した次第です。これを私の帰国前に見た家族の心境たるや....


 ごめんなさい。本題に戻ります。

 食事の後は、スタジアムの中のPro Shop」で買い物、その後、車に乗って「Jersey Shop」、「Bay Park Square」(ショッピングモール)と回ります。
 例えば選手のジャージーだと、なぜか「Jersey Shop」の方がレアな選手のジャージがあったりとか、「Bay Park Square」の方が意表を突いたグッズがあったりするんですね。このあたりはさすがにちぃさんです。

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3軒目のBay Park Square 

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なぜかPro ShopとJersey Shopの写真がないんですね。買い物に忙しくて写真どこじゃない?

 私自身はここ4年、#80Driverの一張羅だったので「Jersey Shop」で悩んだ末、#12Rodgersの白ユニと、#17Adamsの緑ユニ買いました。また、カミさんにあきれられるだろうな。

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 でも、私など物欲薄いほうで、買ったのは上の写真の3着の衣類だけです。みなさんもっとすごかったもんね。この投資が巡り巡ってパッカーズの強化につながるんだし!

 「ホテル組」が泊まっていたホテルに、「Team J」「Team B」も行き、まずはチェックイン。一休み後、Driverの看板で有名な「Titletown Brewering Company」に行って、最後の晩餐です。
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まぁ、やはりボリュームが半端なかったです!

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最後の集合写真! 



posted by チェッポ at 22:26| 東京 ☁| Comment(0) | 2017 現地観戦会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月06日

現地観戦記 第5章 Day3(2)〜What a game!

 さあ、ゲームが始まりました!

 この文を読まれてる方には、パッカーズファンの方、他のNFLファンの方、アメフトが好きというわけではないけど「旅行記」だから読んで下さってる方、いろいろいらっしゃると思います。

 私は24年のファン歴ですが、他のNFLファンの方と比べると情けないくらい目が肥えていません。どうしてもボールだけを追いかけてしまう初心者ファンの域から抜けられてません。パッカーズ愛は深いですが、アメフト通のヒエラルキーから言えば最下層かもしれません。

 このブログを始めた時から言ってますが、玄人的なこの試合の分析や感想を見たい方はごめんんなさい、です。


 書き始めのこの時点でどんな文になるのか想像がつきません。多分普段の観戦会と比べても、試合中は寡黙になってましたし、周りが見えてませんでしたし、一種のパニックに陥っていたと思います。こんな経験は初めて…と言っていいかもしれません。周りの描写が少なくなる分は皆さんが撮影された写真や、一部パッカーズ公式サイトの写真なども借用して埋め、私は、いつものように、いや、いつも以上にこの試合の進行に伴い、自分の感情の起伏がどうなったかを表現しようと思います。その点どうかご容赦下さい。(パニックだった自分の感情をどこまで再現できるかも不安ですが)


 最初にこのゲームの「位置付け」をイントロとして書いておきます。この前提は重要です。

 相手のベンガルズは開幕戦で完封されるなどここまで2連敗です。下馬評も低かったし、正直「弱い」という評価のチームです。

 パッカーズは今年もスーパーチャンピオン候補の一角となるような前評判でした。強豪シーホークスの初戦に勝った後、同じく強豪のファルコンズに敗れ11です。何よりもこの2試合で怪我人が多発し、ちょっと「ざわざわ」としているものの、それでも強豪の一角であることに変わりはないと思います。(ひいき目ばかりではなく!)

 世間的には2チームの差は歴然で圧倒的なパッカーズ有利が予想されていました。ブックメーカーが、7点とか9点とかのハンデをつけているとも聞きました。「格下相手のホームゲーム、絶対に負けられない試合」というところでしょうか?ツアー企画時に正直私も15点以上の圧勝」を考えてました。正直、幹事にとってスリリングな試合など御免です。結果勝てば「最高の観戦会」なんて言えますが、余裕もなにもなくなって、周りの楽しい写真や動画も呑気に撮れなくなってしまいます。

 ところが怪我人が増えて「そう簡単ではない」という気になってました。それでもベンガルズに負けていちゃお先真っ暗」という気持ちはありました。「絶対勝つ!勝たねばならぬ!」と思いながらも安心できない不安はある…そんな気持ちを持ってランボーフィールドに来たのは私だけではなかったと思います。

 試合当日の「Inactive(不出場選手)」を見ると不安が増大しました。エースQBのアーロン・ロジャーズの頼れるボディーガード役の、両先発OTバクティアリ、ブラガが欠場し、初戦でサックやタックルを決めまくって「かめはめ波ポーズ」を披露していたDTダニエルズも欠場するなど多くの主力欠場が確定しています。「大丈夫?いやいやベンガルズ相手だから!」と心の弱気と戦いながらキックオフを迎えました。


 最初の相手の攻撃。相手攻撃時にはQBの声をかき消すような大声をホームのファンが出す(クラウドノイズと言います)のが常道です。

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こんな風に煽るわけです

 声なら人一倍大きい自信があるのでチームのためありったけの「ノイズ」を起こします。そんな中でのファーストシリーズは相手QBダルトンからのパスがよく決まり、RBミクソンのロングゲインにパッカーズの反則(フェイスマスク)も重なり、結局、WRグリーンへの先制タッチダウンパスを決められます。0-7「なんとなく不安」だった気分が「はっきりとした不安」に格上げされてしまいます。

 返すパッカーズの攻撃。TEケンドリックスへのロングパスが相手インターフェアを誘って敵陣へWRネルソンへの速いパスと、RBモンゴメリのランで残り11ヤード。ショートパスを受けたWRアダムスがエンドゾーンに体を伸ばす。タッチダウンか? いや、ベンガルズの選手がボールを拾って走ってるぞ!え?ファンブル? 逆にパッカーズ陣まで戻されてしまった。何なのだあのプレー!オーロラビジョンでプレーを見る。ゴールラインに向かって手を伸ばすアダムスだが確かに届いていない。ボールがこぼれる....でもその前に膝ついてるでしょ!

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チャレンジをしたプレー


 HCマッカーシーもレッドフラッグを出してチャレンジ。頼む覆ってくれ。どちらに転ぶかで天国地獄....祈りは通じてファンブルは取り消されます。残り1ヤード!そして誰でもランで行くと思ったファーストプレーでTEケンドリックスへの短いタッチダウンパスが炸裂!ケンドリックスのNFL初キャッチ、初タッチダウン)すかさず同点にします。7-7

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初キャッチ 初タッチダウン 初リープ


 肝を冷やした分、喜びも大きかった!観客席でハイタッチ、握手の嵐!最高の盛り上がり!「なんだ、杞憂だったじゃん。ここからどんどん点差をつけていける!」そういうふうに思ったものでした。

 ところが、両者の攻撃がともにパントで終わった次のシリーズで、ビッグランを決められ自陣に迫られ、2Q初めに勝越しタッチダウンを決められます。これで7-14

 それでも直後にアダムズへのフリーフリッカーからの41ヤードのパスが決まり「すぐに追いつける!」と確信した3プレー後、ネルソンへのパスが何とインターセプトされそのまま75ヤードのリターンタッチダウンとなります。

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信じられない


 7-21もう悪夢です。流石に応援の声も止まってしまいました。

 結局、前半はこのまま終了してしまい、どん底の気分でハーフタイムを迎えます。


 ハーフタイムでは、先ほど来てくれたBuchanon氏を含む多くのパッカーズ殿堂選手が紹介されたりしていますが、絶対勝てるとふんだ試合での14点差ビハインドで素直に祝福できていません。

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映ってたんですね。知らなかった...


 それでも後半はこちらが先攻。最初のドライブで1本取れば必ず逆転できる。そう信じることにしました。

 その期待に答え、最初のプレーでケンドリックスに51ヤードのロングパスをヒットさせ一気に敵陣に進みます。

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後半最初のプレーでビッグゲイン!


 最後はネルソンにタッチダウンパスをヒット! 14-21よしこれからだ!

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これで7点差に迫る!


 その後、3Q終わりにベンガルズが48ヤードFGをミスした直後、4Q初めにかけてのドライブでは敵陣10ヤードまで迫ります。ここで攻め切れば同点だ! しかし残念ながらここはFG止まり。それでもクロスビーはしっかり仕事して17-21。点差は4点となります!

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そしてこれで4点差!

 この後、互いに1回ずつパントとなったベンガルズの攻撃は胃がキリキリするものでした。自陣9ヤードからの攻撃ですから早めに止めれば大チャンスなのに、時間を使われじりじり迫られます。残り時間4分台になりフィールドゴールレンジに入られたときは、「ここでタッチダウンを奪われたら万事休す!」と覚悟しました。しかしディフェンスが踏ん張りFGに。さすがに今度は決められて17-24。再び7点差となります。残りは3:46。タイムアウトはあるとはいうもののそれこそラストチャンスのドライブになってしまいました。


 もう、あとは祈るしかありません。


3:46 GB25 1&10 ジェロニモ・アリソンへの17ヤードパス成功 GB42へ

 (2プレーはほとんどゲインなし

3:01 GB43 3&9 再びアリソンに11ヤードパスでダウン更新

2:34 CIN46 1&10 アリソンへの3ヤードパス

2:07 CIN43 2&7 ネルソンへの10ヤードパス で CIN33。ここで2min. warning!


 点差が3点以内なら「いよいよFGレンジだ!」となるのですが、なにせ7点差です。タッチダウンしか答がないのです。19人もの仲間を連れて来て、そして、あまりにも温かいアメリカ人が迎えてくれて、最高の旅を、「残念だったね」の言葉で終わらせたくない! そう思いました。でも幹事の習性でしょうか、負けた時にどれだけ潔い顔を見せるべきなのか...とかいろんなことが頭をよぎっていました。負けたとしても「最高の日々だったね!」って言いたい...そんな脳内シミュレーションをしていたのが、この時の自分だったと覚えています。

 でも日本人の中でも、BBQにも間に合わずに昨夜着いた人たちは、やはりこの試合のウェート大きいよな...先においしい思いをしていた自分たちと違うよな...やっぱり勝ってもらわないと! お願いだ、勝ってくれ!

 この後はワンプレイワンプレイ。ポジティブチェッポネガティブチェッポが会話をしだします。


2:00 CIN33 1&10 モンゴメリへの5ヤードパス

1:25 CIN28 2&5 ベネットへの6ヤードパスで1stダウン! 後半初めのタイムアウト

1:13 CIN22 1&10 アダムスへ9ヤードパス

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  あー、あともう少し。いけー決めちゃえ!


0:59 CIN13 2&1 パス失敗

  えーここまで来て進めないか...


0:54 CIN13 3&1 モンゴメリが6ヤードランで1stダウン!

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  よし行ける!タイムアウト取って大事に行こうぜ! ん?取らない? 大丈夫かよ


0:26 CIN07 1&Goal ベネットへのパスは失敗も相手ホールディングあり

  あーーー、決めちゃえよ。時間ないよ....ここまで来ているのに!


0:21 CIN03 1&Goal


  .....頼む!ロジャーズ!

   右へロールアウトして鞭のように右腕を一閃。

    エンドゾーンのサイドギリギリに走りこんだネルソンに

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タッチダウン!


 もう、場内は天地がひっくり返るほどの大騒ぎです!もうハイタッチなんてものじゃないあっちこっちでハグ また ハグ!



  ヤッター同点だ! いや待て!まだ23-24 まさかと思うがPAT外したら....

  クロスビーがそんなヘマしねぇよ! だってこんなキック プレッシャー半端ないよ....


 という心配をよそにクロスビーは冷静に決めてくれました。正真正銘の同点です。24-24


 時計は0:17を指していました。あまりにもドラマチックな同点劇です。

 そしてオーバータイム(延長戦)に入ります。

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  コイントス勝てよ!後攻でいい思い出ないし! あぁ後攻...やな予感....


 しかし、ディフェンスが踏ん張り最初の相手攻撃を見事に3&outに仕留めます!

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  よし!これでFGでも勝利だ!勝ったようなもんだ! 何を根拠のないことを...


 GB21から、2本続けてパス失敗....

  ほら...こんなところで3&outでフィールドポジション悪くしたら...

  うるせぇな! 次にビシッと1stダウンだよ!


 3&10 ここで相手ディフェンスが飛び出した。今だ!フリープレー! 

 パッカーズファンおなじみのシーンが今、肉眼の前で! ワイドオープンのアリソンにロングパスがヒット!

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 しかも相手ディフェンスをかわして前に! 行け! エンドゾーンまで行っちゃえ!

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 結局、残り7ヤードでタックルされたけど、何と最後の最後に72ヤードの快心のパス

 次のプレーでロジャーズは左ハッシュから中央にボールを運んでニーダウン!

 勝利の瞬間が近づきます!


 最後の最後に、すーさんの...いや我らがクロスビーの登場です!


  ここまで来て外したらどうしよう...そう言えばロングスナッパー、経験浅かったよね

  うるせぇな!勝てるに決まってるだろ!黙れ!

入れてくれ!頼む!

頼む!

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 そして、歓喜のフィナーレの瞬間がやってきました。動画があります!


勝利の瞬間!

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 もう何が何だかわかりません。この4か月の不安、ドタバタ。TyやBrandon、Ashley達の笑顔頭の中で洪水を起こして目から溢れてしまいました。恥ずかしいぐらいの号泣でした。良かった!良かった!本当に助かった!

 あのまま惨敗していたらと思うと.....


 その後のことはよく覚えていません。アメリカ人たちが「Cheppo!」「Cheppo!」と呼んでくれた気もします。何度も何度も「Go! Pack! Go!」を言った気もします。

 劇的な試合は結果が勝利だからこそ最高ですが、本当に紙一重!

 私たちそこまでついてるんだ!って思いました。


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勝った!

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みんなの力だ

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皆で「すーーー」と言ってクロスビーの活躍をたたえています。



 興奮冷めやらぬまま、スタジアムを出ます。放心状態.... と、余りにも多い人の波を見て我に返ります。「やばっ、迷子が出ないだろうか?」

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凄い人の波


 一応予定表では、このあと、別の店Kroll Westに行く算段なのですが、Gilbert Brownからもらった本や、皆から集めた大量のドルとかをそっとDisttilery駐車場にあるBrandonの車に置いてきていました。(考えてみれば無茶苦茶してます...)誰かが「とりあえずDisttileryに戻るらしい」という指示とも何とも言えない伝言が流れてきました。自分が迷子にならないように気をつけながら、Disttleryの駐車場へと戻ります。


 我々のメンバーは何となく無事たどりついたようです。私もアメリカ式が身についてしまい「点呼」なんてとっていません。ここで少し騒いでから次の会場に向かうのでしょう。もう皆、思い思いに飲んだり騒いだりしています。

 延長戦になったこともあり時間は19:00を超え、薄暮状態です。もうすでに昨日のBBQの再現...いや劇的勝利の効果もあって、その倍のエネルギーで皆騒いでいます。いつのまにがアメリカ人たちは攻守に分かれてフットボールごっこをしています。Pack-Manがそれに加わっています。凄いなぁ...若いからなのか、カナダに住んで慣れているのか...

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アメフトごっこが、めちゃサマになってる!


 そのうちに、彼らがすーさんを見つけ、Sooooooo」コールを始めます。またフィールドゴールを蹴れというのです! 今日の試合も最後はクロスビーが決めてくれました。それにちなんでHey Mason! 試合を決めてくれ!」なんてノリもありました。もう皆大笑い! すーさん、ノリがいいからすぐさま答えます。ロングスナッパー、ホルダー(Jay)、そしてゴール役は何と今日は5人です。左右の幅が広がってるのですが、少し昨日より遠い気もします。

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見る見るできあがる巨大ゴールポスト


 すると…奇跡が起きました。昨日の2度目のキックは「それなり」と言いながら、実はワイドレフトに外れていました。人間ゴールポストのお情けコンバージョンとはなりましたけどね。ところが昨日から3本目のゴールキックは当たり、角度、距離とも文句なし!ゴールポストのセンターを高々と越えていくという信じられないナイスキックでした!

 そりゃあ、盛り上がります。皆ですーさんを肩車し、お神輿のように練り歩きます。スーパーボウル31巨体のホルムグレンHCが紙吹雪の中肩車されたシーンを思い出しちゃいました。嬉しくて、私、またウルッとなってしまいました。

少し暗いけど見てください。このナイスキックを!


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今回のツアーの大スター!


 TyCheppo!と呼ぶので行くと、「これでお別れだ」って言うんですね。えーーー聞いてないよ。月曜の朝まで一緒だと思っていたのに....考えてみれば彼はここの住人じゃないわけで、月曜の仕事に向け戻らなきゃいけないようです。再開を約束して別れを告げます。唐突過ぎる.....

 さて、疲れ知らずで騒いでいる他の面々を見て少しずつ不安になります。Kroll Westに行くんじゃなかったの? そこでBrandonに確認すると、何やらJayと相談して「OK! 今からJayの家に行く。みんなでバスケットするんだ!」


 Why American people?

 自由過ぎるだろう! ま、いったん相手が決めたら、こちとら従うしかないわけです。そこで店内で待ってる日本人のところに行ってそれを告げると、「え、そうなの?もうここで夕食頼んじゃったよ。どうせKrollに行きそうになかったしさ…」


 Why Japanese people?

いつのまにアメリカ人になってんだ! 感化されすぎでしょ! するとタクシーなのか代行なのかわからないけど、次々と積載オーバーお構いなしにjayのところに行く面々あいぼうPack-Manが行った気もします。(よく視認できない)

 ま、それでもBrandonの車はここにあるので少し安心。私は「Team B」の面々と「とりあえずこの車のそばにいたら、BrandonJayの家に連れて行ってくれるだろ」てな感じで待つことにしました。夕食を食べ始めるとタイミングを逃すかもしれないので食べないで。しかし....


 待てど暮らせどBrandonは戻りません。慌てて店の中を探してみましたがいないのです。あのドサクサに彼は車を置いてJayの家に行ったみたい。皆で我々を置き去りにして。


 いろいろ調べて、ちぃさんとうっちーがいろいろ手配してくれて....何が何だかわからない中で皆がそれぞれの宿舎に戻ることになりました。Brandon家は主も奥さんもJayのところで大騒ぎ中なのだけど、Securityコードを教えるから何とか家にたどり着いて寝てくれ...という伝言をもらいます。

 「Team B顔を見合わせ、あっけにとられます。Jayの家に戻っていたうっちー夫妻が私たちをピックしてくれることになり、その待ち時間で「もう一杯だけ飲みますか」.....もう空腹も忘れていました。

 Brandon家に戻ると子供たちはベビーシッターとすやすや眠っている様子でした。Security....って鍵も何もかかってないやん! この地域はNo Securityが当たり前のようです。江戸時代か!

 子供たちを起こさないように各自部屋に戻ります。行方不明の人が約1名いましたがその人の消息もなんとかわかり、最後の最後に幹事仕事をちぃさん、かりんさんとメッセンジャーでしながら、嵐の一日が終わろうとしています。


 隣の部屋にいるとすーさんが....明らかに飲み足りない2() 苦笑いしながらすーさん

「いやぁ今回は本当に素晴らしかった! クロスビーに会えたのも幸せだったけど、今日の試合も何もかも! 明日でこの家ともお別れとなると寂しいね」としみじみ言ってくれます。

 すーさん、あかん、って。また涙腺が...


 メッセンジャーで、ちぃさんが「明日からは日本仕様で行きますよ。時間厳守()と言ってくれてます。8時には出れる準備をすること!と皆に伝えて、ハプニングだらけの夜が更けていきます。





posted by チェッポ at 23:47| 東京 ☁| Comment(0) | 2017 現地観戦会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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