2017年09月30日

現地観戦記 第1章 Day1〜「Team B」の想定外

 今回、19人それぞれの想いがあるでしょう。残念ながら私はテレパスではありませんので、皆さんの感想ではなく、あくまで私「チェッポ」が見て感じたことしか書けません。ただ、「すー」「jom」「mario」の3人は往復とも全く同じ便でしたし、その4人がBrandon Grant氏のお宅にホームステイすることになり、かなりの時間を共にしました。この3人のことに関しては、多くを書けるかもしれません。


この4名をBrandonの家に泊まったということで「Team B」と呼ぶことにします。同じ金曜に到着した「うっちー」「かず」夫妻ならびに土曜昼到着の「かりん」「ぐん」「チャーリー」の5人(Jay DeMerit宅泊)が、さしずめ「Team J」でしょうか? (残念ながら夜遅めの便で到着の方については空港近くのホテルに宿泊してもらいました。)


この部屋割りの理由ですが、Brandon宅にはTristage社(4/8のオフ会でTyと出会ったのは、このTristage社がパセラに彼を連れて来ていたからです。)の「Suzuki」(鈴木さん)と「Ayano」(綾乃さん)も泊まることになっていたからです。お2人はTyのBusiness Partnerですから、もちろん英語はペラペラ。一方、Jay宅には金曜の時点2人のち土曜に+3人でした。「初日、一番緊張する時に英語で一番流暢そうな2人(うっちー夫妻)がJay宅でしょ?」ということで決まった部屋割りです。うーん、半年間アメリカで勤務した私の英語力を見くびったな?(....TOEIC=610点、内心ほっとしました。)


さて「Team B」羽田に13:30集合。出発は16:20なので「早過ぎる?」と思う方もいるでしょうが、そこは何事にも慎重な日本人です。案の定、手続類は概ね順調に進み、出国前に「江戸小路」の中華料理店で軽く乾杯です。

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雨の中、搭乗を待つデルタ航空120便


雨の羽田を定刻に離陸。経由地、ミネアポリスまでのフライトは10時間…jom,mario,チェッポの3人はエコノミーで並びの席。少しリッチなすーはプレミアムエコノミーで別席です。最初の2時間ほどかなり揺れたりもしましたし、全部で10時間ともなると話も途切れてしまいます。思い思いに機内の映画見たり、寝ようとしたり…。でも、jom,marioは「ほとんど寝られなかった。チェッポさんはよく眠っていたけど。」と言います。私とて目は閉じていたものの寝たのは多分2時間くらいのものです。さすがにミネアポリスに着いた時4人ともクタクタ。グリーンベイ便が予定より1時間半出発が遅れることがわかり疲労は倍増…飲んで時間を潰す元気もなく、とにかく乗換え搭乗口に向かいます。


敵地ミネソタで臆面もなくパッカーズジャージを着ていたことで、とんでもないことになってしまいました。ヴァイキングズファンに襲撃された?…いえいえ、そういうことではありません。グリーンベイ行きの搭乗口に行ったところ、とんでもないおっちゃんに会ってしまったのです。


年の頃は60代くらいのこのおっちゃん、我々を見つけると「Packers fan? Where're you from? Japan! Wow!」に始まり、それこそロビー中に響く声で「おーい、日本からパッカーズファンが来ているぞー」と叫ぶわけです!(もちろん英語で…)。グリーンベイ行きの搭乗口ですからパッカーズファンも多かったのでしょう。何人かと笑顔で握手やハグしました。

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日米「変なおじさん」の共演?


そのおっちゃんは、独自のチャントを持っていて「I say GREEN, you say BAY”, OK?」のあと、


GREEN」「BAY

GREEN」「BAY


の応酬の繰り返し、空港で何度も「BAY」を言わされました。他の3人は「呑兵衛の相手は呑兵衛に任せた」と言わんばかりに他人のふり…ま、確かに疲れていましたからね…でも冷たい!…グスン…


結局、バーカウンターに拉致され、奥様とハグをしました。奥さんは私には満面の笑みですが、そのおっちゃんには「あんたいい加減にして!うるさいわよ!」的なセリフがあったように思います。おっちゃん、そんなこと意にも介さず…なので困り果てていましたが、なんと次なるサプライズを呼びこんでくれました。


バーの別席に連れて行かれるとやはり60代くらいの黒人を紹介してくれて「彼はパッカーズのレジェンドだぜ」と。彼は下のカードを私にくれました。

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Willie Buchanon ご存知でした?  私も正直知らなかったのですが、あとで Wikipediaで調べると1972年のドラ1、7巡指名、プロボウル2度選出のCB、パッカーズ殿堂入りも果たしている名選手とのこと。「To Cheppo」って自筆してもらって。

「日曜の席はどこだ? そこに訪ねて行くよ」と言われたので「エリア121」と教えました。「本当かよ?」とは思いましたが…。

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「Team B」初めのサプライズ

こうやって、乗換空港から波乱の幕開けです。

Brandonに「遅れているので空港に18:15ピックアップよろしく」の連絡をします。同じ連絡を空港で落ち合ううっちー・かず夫妻にも。ちなみに2人は前日にシカゴに着いていて、一晩ゆっくりしてからレンタカーでグリーンベイ空港に向かう予定です。

グリーンベイまでの飛行機は4人バラバラの席、隣はやはりパッカーズファンの夫婦と思しき人物でしたが、隣の奥さんは途中からバプテストの信仰の勧めを熱心にしてきて...「ごめん、私はBuddhist」と言っても聞いてくれません。それでも興味ないとみるや旦那を置いて、違う席にさっさと移りましたが....


グリーンベイ空港でうっちー・かず夫妻と出会い、Brandonが定刻少し遅れて迎えに来てくれました。

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なぜかあの変なおっちゃんがいる…

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Brandonとの初対面


初対面!

緊張するはずですが、さっきのおっちゃんで温まっていたのか意外と平気でした。そのたくましい腕で次々と4人の荷物を積載してくれると、家に向かって出発です。


家に着き、奥さんのAshleyと子供達(Christopher, Jameson, Lucy)と対面。長男のChristpherは「コンニチワ、アリガトウ」などと気さくに話しかけてくれますが、Jameson君は物陰に隠れて変な日本人に不安げな面持ち。Ashleyは「He's very shy!」と肩をすくめます。小っちゃなLucyは、ま、当たり前ですがマイペースでした。

まずは4人が泊まる部屋に案内されます。何と3つの子供部屋が私たちにあてがわれたのです。子供はすべて夫婦の寝室で我慢するとのこと。なんだか申し訳ない...

「あれ、SuzukiとAyanoは?」と聞くと「SuzukiとAyanoはここじゃないよ。」(何でも次の日からのバスのドライバーをしてくれた人のところにStayとのこと) 

えーーー! じゃぁ有能な通訳なんていないじゃない!

TOEIC610でも頑張らなければいけない!って緊張します。何だか誤算続き! ま、しゃあない、頑張ろう!(でも、BrandonもAshleyもすごく親切に話してくれたし、他の3人も耳も口もたいしたものでしたよ。Jomさんはイギリス留学経験もあったというし…)


「ところで、Tyは?」と聞くと、Brandonニヤッと笑って「あそこだよ。」指さす先は庭に設営された大きなテント!マジですか!と思っていると、「Hey! Cheppo!」って感じでTy登場。談笑の後、いきなりお猪口サイズのショットグラスにウィスキーを並々つがれ、「グリーンベイの歓迎の流儀だ、飲み干せ!」と。結局立て続けに2杯、うぃー、効くーーー。最近、日本じゃ「一気飲みご法度」の傾向が強いのに...


そのあと食事に行きます。Jay家のうっちー・かずと合流し、夕暮れのランボーフィールドが真向かいに見えるレストラン「Hinterland Brewery」へ。ここで、Suzuki、AyanoやTyの奥さんTara、Jayのご両親と合流です。Jayは遅れてくるとのこと。


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美しすぎるランボーの夜景



ランボーの夜景を見ながらの食事は最高でした!しかし、いかんせん着いたばかりで疲労感はありあり。ビールを煽ったまではよかったが、次から次へと出てくる肉の塊にはさすがの私もほとんど手を付けられませんでした。(その分、ビールはたらふく飲みましたよ!)


Jayが来た時には宴は最高潮!もう誰も止められません。周りのお客さんに遠慮することもなく…というか、そんなの周りも日常茶飯事で気にならないのか…とにかく大騒ぎです。

最初は抑え気味に…と思っていた夜が、最初からこの盛り上がり。

果たして明後日のGameDayまで体力持つのかな? と本当に心配になりました。

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右端がTy その隣がSuzukiです。


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右から3番目がJayです


2時間も騒いだ後、代行でBrandon宅に戻ります。


お土産をTyとBrandonに渡さないと、寝るに寝られません。おごそかに贈呈式が始まります。子供向けの土産や、私のじいちゃんが描いた花の木版画をあしらったハガキなどもあったのですが、きれいな包装紙など何のその、ビリビリ破いてあけていきます。Tyが笑いながら「Sorry, American Style」って。

皆さんアメリカ人にプレゼントする時にラッピングにお金をかけることはやめましょう(笑)


やはりうけたのが「九谷焼」のペアマグカップ黄色のパッカーズカラーのこのカップをみるなり、Brandonの目がきらりと光り、先ほど済んだはずのウイスキー・ウェルカムのやり直しです。いやはや…

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Tyと「Team B」


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Brandonと私

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Jay家でもお土産渡しで盛り上がってます!

最初の日くらいは静かに立ち上がりたいと思っていた「Team B」の目論見は見事に破壊されました。嵐のような騒ぎのあと各部屋に戻った4人。誰に聞いても「速攻で寝た」ということでした。

かくして、第1夜が終わりました。

     (この調子で書いていたらいつ終わるのだろう)




posted by チェッポ at 15:21| 東京 ☀| Comment(0) | 2017 現地観戦会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月27日

現地観戦記 プロローグ

本日帰国しました。


何という旅行だったのでしょう!


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夢のような嘘のような、興奮と温もりとサプライズとハプニングが満載のツアーでした。


参加して下さった皆さんは「幹事」ということで帰る前に口々に御礼を言って下さいました。通常の日本の観戦会なら、かなりの部分を自分が仕切っているので、まあそう言われてみると素直に「どういたしまして」と言えます。

でも今回は「何か違うよな…」という変な気分です。


確かに準備においては、事前アンケートをとり、日を絞り込み、参加募集をかけていきました。19人という参加申込があり、バラバラの日程をまとめ、チケット代の立替→徴収を始めとするお金の管理、皆さんへの説明(全員に送ったメールは結局18回にわたりました。


はっきり言います。日本で行う観戦会の20回分、毎年のオフ会の5回分の負担が一気に来たほどの大変さは感じました。辛い部分もありましたし、Tyからの能天気な予定変更などのメールが来るたびに憂鬱な気持ちになったこともあります。


でも、終わってみて「私、何かしたっけ?」の思いが強いのです。


実際のところ、私も大変だったけど、途中からTyとの交渉(電話とメール)を一手に引き受けてくれた、「ちぃ」さんはある意味それ以上の負担だったのかな?と思います。月曜日のスタジアムツアーや買物ツアーの計画事前手配の傍らで、次から次へと来るTyの提案に対し制御をかけてくれてますから、本当の取り仕切りをしてくれたのはちいさんだったという思いがあります。

Tyならびにホームステイ受入先のBrandon,Jayと3軒分のお土産を買っていただいた「かりん」さんにも感謝です。それぞれの家の家族構成に合わせて素敵に配分してくれたおかげで、ホームステイの第一夜が本当に和やかになり、いいスタートが切れました。


「私、何した?」の主要因はまだあります。結局金曜夜から日曜にかけての全行事は、Ty, Brandon, Jayを始めとするグリーンベイの沢山の人々が計画、実行してくれました。日本人的な感覚ではあり得ない大胆なプランニングでした。本番が近づくに連れどんどんと予定が変わるダイナミックさ!(いい加減さ…と言ってはいけません)

結局「最終ブラン」ですらあくまで「プラン」でしかなく、当日になっても次々と変更していきます。参加者の中には「聞いていた予定と違う!」と面食らった人も多いでしょうが一番面食らったのは自分です。「チェッポさんどうなってるの?」と聞かれても「わかんない…」としか言えなかったことが毎度毎度起こったような感じでした。ごめんなさいね。これがアメリカです。


最後に参加者の皆さんに救われたことに感謝です。正直今回、取り仕切りが甘くご迷惑をかけたこともありました。それでも皆さん順応してくれました。

個人的には「すー」さんが「愛されキャラ」として大活躍してくれたこと、唯一の夫婦参加である「うっちー」さん、「かず」さんが素晴らしい彩りを加えてくれたことが大きかった気もします。


私たちのツアーは、事前にも地元紙「Green Bay Press Gazette」に載りました。ゲーム翌日には同紙のC組(A-E組をワンセットにして販売)のトップを飾りましたし、ゲーム当日夜にはFOXニュースにも取り上げられ、翌日あらゆるところで「ニュースで出ていた日本人かい」と言われ、握手や写真を求められるちょっとしたショートブームまで起こったようです。


これから6章(10/7に、原文の4回から訂正)にわたって、観戦記を書きます。本文はその序章ということで取り急ぎアップさせていただきます。


蛇足かもしれませんが、今回のツアーの参加者とその構成を最初に書いておきます。


ツアー参加者[計19名)


日本から(14名 到着順) 

うっちー、かず、すー、mario、jom、チェッポ、らいある、かりん、ぐん、チャーリー、CM3、あいぼう、くーさん、ノブ


アメリカから(3名)

ちぃ、Shin、Jeannie


カナダから(2名)

Pack-Man、Go Pack


Tristage社からの参加者(5名)

Suzukiさん一家(奥様、子供2人)、Ayano


※報道で日本からのツアー24名となってますが、どうもTristage社の5名と合体しているようです。でも実際5名はアメリカ、カナダだし、Shinさんの奥様のJeannieさんはグリーンベイ生まれのアメリカ人だし…ま、しょうがないです。


出会いの時に「ブレットファーヴのジャージを着ていた日本人がいた」くらいの過誤など小さな話…と考えるのがアメリカすたいるなんですよ。>RT7さん

posted by チェッポ at 19:47| 東京 ☁| Comment(0) | 2017 現地観戦会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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